トップ > note > くらしとお金

就労B型の作業内容とは?ハンドメイド・イラスト・パソコンなど、どんな仕事ができる?見学の服装・持ち物【札幌】

いろいろな年代の人が、軽作業、手芸、パソコン、園芸、パンづくりをしている作業室

「B型って、どんな作業をするの?」
「パソコンも細かい作業も苦手だけど、自分にできることはあるのかな」
「毎日どんなふうに過ごすのか、想像がつかなくて不安」

就労B型(就労継続支援B型・作業所)に興味はあっても、「何をするのか」が分からないと、一歩が踏み出せないものです。この記事では、就労B型の作業内容(仕事内容)として、どんな作業の種類があるのか、一日の流れの例、自分に合う作業の選び方を、やさしくまとめました。制度のくわしい説明は、「就労B型(就労継続支援B型・作業所)とは?対象・A型との違い・利用料・流れ」をご覧ください。

B型の作業は、事業所ごとにちがいます。軽作業、ハンドメイド(アクセサリー・リボン小物など)、イラスト・デザイン、パソコン、清掃、農作業、調理・販売など、いろいろな種類があり、自分に合うものを選べます。体調に合わせて、自分のペースで取り組めます。

この記事でわかること

  • B型では、どんなことをするのか
  • どんな作業の種類があるか(ハンドメイド、イラスト、パソコン作業など)
  • 一日の流れの例
  • 作業によって、工賃はちがうのか
  • 自分に合う作業・事業所の選び方
  • 見学のときの服装と持ち物
  • よくある質問(作業が苦手でも大丈夫?)

1. B型では、どんなことをする?

就労支援B型(B型事業所・作業所)では、障害者の方が、事業所が用意した作業や活動に、自分のペースで取り組みます。これが、B型の仕事内容です。雇用契約を結ばないので、会社の仕事のように、決まった量をこなす厳しさは求められません。作業をしながら、生活のリズムを整えたり、人と話す機会をもったり、「できること」を少しずつ増やしたりしていきます。

作業をした分に応じて、「工賃」(こうちん)を受け取れます。作業の内容や、事業所の取り組みによって、工賃の考え方はちがいます。

2. 就労B型の作業内容には、どんな種類がある?

B型の作業は、事業所によってさまざまです。国の調査報告書(厚生労働省)でも、軽作業、清掃、雑貨や菓子・パンづくり、農業、パソコン関連などが取り組まれていると紹介されています。代表的な例を、まとめました。

作業の種類 内容の例
軽作業・内職 袋詰め、シール貼り、部品の組み立て、検品、封入作業など
ハンドメイド・ものづくり 小物や雑貨、布製品、アクセサリー(ピアス・イヤリングなど)、リボン小物(ヘアゴム・バレッタなど)、ネイルチップづくりなど。木工や陶芸などを行う事業所もあります
イラスト・デザイン イラストを描く、チラシやSNSの画像をつくる、作品の写真を撮るなど。クリエイティブ系の作業に力を入れている事業所もあります
パソコン作業 データ入力、文書づくり、ネットショップの商品の登録など。事業所によっては、ホームページ制作などもあります
清掃・クリーニング 施設やビルの清掃、洗濯・クリーニングなど
農作業・園芸 野菜づくり、収穫、花の苗の世話など
調理・販売 パンやお菓子づくり、調理の補助、店頭での販売など

1つの事業所で、いくつかの作業を行っているところも多くあります。「この作業しかできない」というわけではなく、体調や得意なことに合わせて、選べる事業所もあります。

ハンドメイドやイラストの作業がしたい方へ

「手を動かして、ものをつくるのが好き」「絵を描くのが好き」という方は、ハンドメイドやイラストの作業がある事業所を、探してみてください。つくった作品を、お店やイベント、ネットで販売している事業所もあります。自分の作品が、誰かの手にわたる。そんな作業です。

上手でなくても、大丈夫です。はじめは、かんたんな工程から始めて、やり方はスタッフが教えてくれる事業所が多いです。見学のときに、実際の作品を見せてもらうと、雰囲気が分かります。

たとえば、ハコブネ平岸の作業

札幌市豊平区の、ハコブネ平岸(就労継続支援B型)では、次のような作業があります。取り組む作業は、得意なことや体調を見ながら、相談して決めていきます。

  • ものづくり:アクセサリーや編み物などのハンドメイド、木工の小物づくり
  • パソコン・デザイン:SNSの投稿や画像づくり、チラシなどのデザイン、ネットショップへの出品、データ入力・資料や文章の作成
  • 人と関わる仕事:お店での接客など
  • コツコツ取り組む仕事:コーヒー豆の選別、梱包・封入・箱作り、清掃

資格の勉強をしたい方も、応援しています。「こういう作業がしたい」というご相談も可能です。

▶ ハコブネ平岸(就労継続支援B型)のページ

3. 一日の流れの例

時間や流れは、事業所によってちがいます。ここでは、一例を紹介します。

  1. 通所。あいさつをして、体調を確認する
  2. 午前の作業。休憩をはさみながら、自分のペースで取り組む
  3. 昼食・昼休み。ゆっくり休む
  4. 午後の作業
  5. 片づけ、振り返り。帰宅

午前だけ、午後だけ、週に1〜2日だけ、と、少ない日数や短い時間から始められる事業所も多くあります。体調の波に合わせて、通い方を相談できます。

4. 作業によって、工賃はちがう?

工賃は、作業の内容や量、事業所がどんな仕事を受けているかによって、ちがいが出ます。金額の目安は、事業所ごとにちがうので、見学のときに聞くと教えてもらえます。

ただ、B型を選ぶときに、工賃の金額だけで決めると、続けにくくなることがあります。体調に合うか、作業が苦にならないか、通いやすいか。そうした点も、同じくらい大切です。

生活保護や障害年金を受けている方は、工賃のあつかいも気になると思います。くわしくは「B型作業所の工賃と生活保護」「障害年金を受けながらB型作業所に通う」をご覧ください。

5. 自分に合う作業・事業所の選び方

「どの作業がいいか」は、人によってちがいます。次のような点を、考えてみてください。

  • 好きなこと、やってみたいこと:手を動かすのが好き、パソコンが好き、外で体を動かしたい、など
  • 体調:座ってする作業か、立つ作業か。長く集中できるか
  • 人との関わり:ひとりで静かに作業したいか、まわりと話しながらしたいか
  • 苦手なこと:大きな音、におい、細かい作業、人が多い場所など
  • 通いやすさ:駅やバス停から近いか

「やってみたい作業が決まっていない」という方も、心配いりません。見学や体験で、実際に見てから決めて大丈夫です。

6. 見学・体験で見るところ

  • 実際の作業の様子:どんな作業を、どんな雰囲気でしているか
  • 作業を選べるか、途中で変えられるか
  • 休憩のとり方、体調が悪いときの対応
  • スタッフの声かけや、教え方
  • 通っている方の年代や雰囲気
  • 工賃の考え方、1日・1か月の目安

見学や体験をして合わなければ、断ることもできます。いくつか見て、比べても大丈夫です。

見学のときの服装と持ち物

  • 服装:ふだん着で大丈夫です。スーツなどは、いりません
  • 持ち物:筆記用具と、メモ(聞きたいことを書いておくと安心です)。受給者証や障害者手帳を持っている方は、持っていくと、話が進みやすくなります
  • 時間:事業所によってちがいます。申し込むときに、どのくらいかかるか聞いておくと安心です
  • 聞くこと:作業の内容、通い方(日数・時間)、休憩のとり方、工賃の考え方など。この章のリストを、そのまま使えます

ご家族や支援者の方と、一緒に見学することもできます。

7. よくある質問

Q. 作業が苦手でも、通えますか?

通えます。はじめから上手にできる必要はありません。最初は簡単な作業から始めて、少しずつ慣れていく方が

記事の一覧へ
ハコブネへのご相談・見学はお気軽に

ハコブネ平岸(就労継続支援B型)011-820-1100(9:30〜15:30、日曜・祝日を除く)/外出支援サービス ハコブネ 090-5959-1999